コラムColumn

ステンドグラス施工までの流れ～リフォームの場合～

リフォームの場合の流れを説明しています。

1. ステンドグラスを入れたい場所の寸法を測る

<まず始めに>

◆現在ガラスがはめ込まれている場合はガラスが見えているところの大体の寸法を測ってください。

◆ドアや壁をくり貫いて入れる場合はどのくらいの大きさのステンドグラスを入れたいか大体の希望寸法を出してみてください。

<きれいに見える場所は>

◆一番きれいに見える場所はやはり外に面した窓です。

◆リビングや台所など日中過ごす時間の多い場所に入れると効果的です。くつろいで過ごす場所には特にお勧めです。

◆カーテンも必要ありませんので、５年～１０年おきにカーテンを買い換えることを考えれば安上がりです。

<取り付けが簡単な場所は>

◆ドアをくり貫いて建具屋さんに取り付けてもらうのが比較的簡単です。

<手入れの方法は？>

◆ガラス用洗剤で洗ってもらって大丈夫です。

◆油などで汚れても簡単に落ちるので、カーテンやブラインドの手入れより簡単です。

<耐久性は？>

◆一般的に販売されているアンティークステンドグラスとは違い、当店ではきちんと手入れをして販売しておりますので問題ありません。

◆開閉する建具や外に面した窓に取り入れる際にはご連絡頂ければ取り付け場所に応じた手入れも行います。

2. 建具のチェック、ステンドグラスを選ぶ

<現在の建具はそのまま使えます>

◆サッシやドアなど現在ガラスの入っている建具は基本的にはそのまま使えます。

◆建具のサイズに合わせてステンドグラスを加工できます。

◆アルミサッシに取り付けることもできます。

◆ドアや壁など今までガラスの入っていなかったところをくり貫いて入れる場合はお近くの工務店や建具屋さんに可能かどうか見てもらってください。

◆壁への埋め込みの場合ステンドグラスのサイズに合わせて壁に開口を開けてもらって取り付けます。

◆アンティークの木枠のままでも塗装しなおして取り付けられます。

◆既存の壁に埋め込む場合は筋交いの位置などが図面等であらかじめわかる方が良いです。構造的に入るサイズの上限が決まりますので、施工を頼まれる会社の方に何ｃｍX何ｃｍまでなら取り付けできるかを聞いてそれからステンドグラスを選ぶと簡単です。

<サッシに取り付けるにはサッシ/ペアガラス/ＦＩＸ窓>

◆ステンドグラスの厚みは７ｍｍですが通常のサッシには取り付けできる厚さです。

◆サッシへ取り入れる方法は開閉式かFIX(はめ殺し）かによって変わります。開閉式の場合はガラスをはずしてステンドグラスを取り付けます。FIXの場合はステンドグラスをサッシの内側に据え付ける方法がお勧めです。この方法ですとサッシの内側に置くだけですので器用な方でしたら建具屋さんに頼む必要もなく、簡単に取り付けできます。